[日中] 小說:素木靜〈漸開的花〉

看板Translation (筆譯/翻譯)作者 (小絮)時間14年前 (2011/03/14 22:47), 編輯推噓2(204)
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最近完譯了第一篇短篇小說,算是自己的練習。 這篇小說的作者是素木しづ,我翻成「素木靜」, 這是我在青空文庫找翻譯練習的題材時發現的作者, 台灣人似乎不太知道這個人。 作者介紹:http://0rz.tw/SXaMs 作品名稱叫「咲いてゆく花」,我翻成〈漸開的花〉。 第一次完整的翻譯完一篇小說,希望大家多多給予建議和指教(鞠躬)。 因為全部一次貼完有點長,所以我會分幾次貼,謝謝大家的耐心(再鞠躬) --     咲いてゆく花 素木しづ         漸開的花 素木靜  少女は、横になって隅の方に──、殆ど後から見た時にはランプの影 になって、闇がどうしてもその本の表を見せまいと思われる所で、一心 になって小説をよみふけっていた。   少女躺在房間的一隅,專心的讀著小說。從她的背後看去,檯燈的影 子幾乎將她包圍,黑暗連帶也掩蓋住書本的封面。  明日からつゞく夏休(なつやすみ)の安らかさと、大きな自由との為め に、少女は[#「少女は」は底本では「小女は」]いま心一っぱいに、 小説のなかの[#「なかの」は底本では「なかのかの」]かなしいなつ かしい少年とその家庭とについていつまでもいつまでも涙ぐむことが出 来るのだった。そして自分の現在のすべてを幻のようにとかし込んで、 夢のような息をはいていた。   明天開始放暑假。長假前的安逸感與自在感,使少女得以心無旁騖的 閱讀。書中那可親卻又令人感到悲傷的少年和家庭,使少女一次又一次為 之泛淚。少女吐了一口氣,氣息宛如夢境,彷彿將此時此刻自己的一切, 都如幻影般地融入吐息之中。  おなじ部屋のランプの光りの中心には、中学に行ってる少女の兄と、 その友だちが横になってこれから行わるべきボールのマッチのことにつ いて話し合っていた。そして御互(おたがい)に青年だちは、その息も聞 えないような少女について考えなかったし、また少女も小さな彼女の身 体(からだ)によって作られた闇のなかに封じられてしまったように、ラ ンプの光りの方に振り向うとも、彼等の話しに耳をかたむけようともし なかった。   同一個房間裡,少女就讀國中的哥哥和他的朋友躺在地上,檯燈就照 在他們身上。他們熱烈的討論著接下來的球賽,兩人都沒理會那連呼吸聲 都聽不見的少女,而少女也躲在自己的嬌小身軀造出的黑暗中,既沒向檯 燈燈光處回頭,也絲毫不去聽他們的談話內容。 『おヤ、君の妹はあんな所で本をよんでるの。』  不意に一人の友だちが隅の方に頁をまくる音を聞いて云った。 『うん、そうだろう。』彼女の兄も同時に、隅の方を見た。 『本をよみ出すとまるで狂人(きちがい)でね。側で悪口を云っても聞え ないんだから。』兄は嬉しそうに笑った。 『目が悪くなるよ。』とそれからまた声をかけた。少女は、ふと器械的 に振り向いて微笑した。しかし誰れの顔も網膜にうつらなかった。只、 明るさがまぶしく目についたばかりであった。そしてまたすぐ、彼女は 暗いかなしいまぼろしにつゝまれてしまった。   「唉呀,你的妹妹在那種地方看書啊?」   突然,一個朋友聽到自角落傳來的翻頁聲,這樣說。   「就是啊。」少女的哥哥也同時看向角落。「一看起書來就彷彿著魔 似的,連在旁邊講她壞話都聽不到呢。」他笑著,對少女說:「視力會變 差喔。」   少女只是機械式的回頭微笑。她並沒有看清楚誰的臉,眼前只是一片 刺眼的光芒。然後,她馬上又回到那黑暗的悲傷幻境中了。  その夜、おそく少女は自分の部屋の寝床のなかに入った。そして彼女 が夢に入ってゆく時、寝床が軽く空に持ち上げられるような気がした。 少女は、その夜夢を見た。   那晚,少女很晚才回到自己的床上就寢。在她快要睡著時,她感到床 鋪彷彿被輕輕的舉到空中。   少女做了個夢。  そこは、少女の記憶に、植物園らしかった。少女は、赤い花をほしい と、一生懸命に前から歩いていた。しかし少女の歩いてる所にはなんの 花も咲いてなくって、道の色は白かった。けれどもやがて彼女は遠い所 に、赤い点のようなものを見つけていそいだ。そして、小さなダリヤの 花を一本見つけた。それで、彼女はいそいで折り取ろうとすると、その 花は見るうちに驚くほど大きくなって、牡丹のはなのようにくずれてし まった。おどろいて手を引くと、ずっと前にも前にも赤い花が一ぱいに つらなって咲いている。そしてそれが焔(ほのお)のようにくずれては燃 えてるのだ。   在少女的印象中,那應該是個植物園。少女為了找尋一朵紅花而拼命 向前走著,但周圍連一朵花都沒開,道路是純白色的。終於,她看到遠處 有個小紅點,趕緊加快腳步跑去。她找到了一朵小小的大麗菊。正當她伸 手摘取時,那朵花突然變大,大得令人吃驚,但頃刻間便像牡丹那樣枯萎 凋謝。少女驚訝的縮回手,卻發現前方開著一長排的紅色花朵。接著那些 花便一朵接一朵如火焰般燃燒、凋零。  少女は、おどろいて茫然たってしまった。すると、彼女は足元から蒸 すような熱さを感じて、めまいがすると、そのまゝくら/\と倒れよう とした。   少女驚訝的呆立在當場。突然腳底傳來陣陣熱氣,眼前一花,她頭暈 目眩,差點摔倒。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 140.112.228.5

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攸關智財權,未經原文著作者同意,不宜全部po在網路上
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擷取其中幾段,註明作者、書名和頁碼,或網路來源
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03/20 16:21, , 3F
或許比較恰當。
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03/20 16:22, , 4F
除非文章的作者已經過世超過50年以上...= =
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03/20 16:28, , 5F
青空文庫的收錄內容應該都沒有違反著作權的問題
03/20 16:28, 5F

03/20 18:53, , 6F
謝謝說明...XD
03/20 18:53, 6F
文章代碼(AID): #1DVYfozK (Translation)
文章代碼(AID): #1DVYfozK (Translation)